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骨粗鬆症の予防(3)~大腿骨骨折と橈骨遠位端骨折~

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骨粗鬆症で起こる骨折?
骨粗鬆症で起こる骨折  骨粗鬆症の薬物療法は近年格段に進歩していますが、

骨粗鬆症による骨折

患者数は増え続けています。
高齢化が進むにつれて骨粗鬆症患者が増えて骨折も増えているのです。
特に女性では閉経後骨を保つ作用のある女性ホルモンが低下していくため骨粗鬆症になりやすく、ちょっとしたことで骨折が起こります(図)。
 よく起こるのが転んだ時に手をついて手首が腫れて痛くなってきたというもので橈骨遠位端骨折です。
骨粗鬆症が非常に強い場合にはしりもちやくしゃみなどの少しの外力で脊椎圧迫骨折が発症します。最も問題になるのが「大腿骨頚部骨折」です。
この骨折の95%は転倒により起こり手術が必要となることがほとんどです。
■骨折連鎖とは
 最近の研究では骨粗鬆症による骨折にはある傾向があることが分かってきました。
それは母親が骨粗鬆症になり骨折したことのある娘は、60から70歳代にかけて脊椎の圧迫骨折が進行して背中が曲がってくるというものです。
それが80歳代になると大腿骨頚部骨折を起こします。
それから数年のうちに立て続けに反対側の大腿骨頸部骨折を起こすのです。そのまた孫娘も同じことを繰り返します。
このような個人においても骨折を繰り返し、それが世代を超えて繰り返されることを『骨折連鎖』と言います。
 骨粗鬆症は最近では薬物によって治療できる疾患になってきています。
骨折リスクのある方は病院を受診して治療を受け、骨折連鎖を断ち切ることが必要です。

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お答えします

河村 顕治 先生
Kenji Kawamura
  • 吉備国際大学大学院保健科学研究科教授
  • 岡山大学医学部卒業
  • 医学博士
  • 日本リハビリテーション医学会専門医
  • 日本整形外科学会専門医

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