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第7回 リハビリに対するユニークな取り組み

リハビリテーションの現場から
~医療法人社団 蒼明会 大川整形外科(東京都練馬区)~

医療法人社団 蒼明会 大川整形外科
院長 大川 徹 氏
アスリートはいかに休ませるか、シニアはいかに動かすかが大事

院長 大川 徹 先生

来院する患者様は年齢層も分かれ、疾患や機能回復のレベルも様々、その中でモチベーションを上げるのは難しいと言います。

「アスリートにはいかに休ませるかが大事です。スポーツ障害の人はほとんどがオーバーユースで故障しているんです。
彼らは本当にもう糸が切れた凧みたいなもので、こちらから抑えないとどんどん飛んで行きます。例えば糖尿病の人が内科に行ってカロリー制限をしてくださいと言われたとします。するとたいていの方は制限を守ろうとしますよね。
スポーツ障害の人は、原因となっているのがスポーツなんですね。だから休ませないといけない。でも内科と違ってスポーツ整形では、スポーツはやりたい、でも痛みを止めてくれという矛盾したことを患者様が求めます。そこに難しさがありますね。

院長 大川 徹 先生
院長 大川 徹 先生

逆にシニアの方には、いかに重い腰を上げて頑張っていただけるかが重要です。彼らはマッサージを受ける、電気をあてる、薬をもらって帰る。これも一つの治療法なのですが、私が患者様に望んでいるのは、自分自身がどういう治療をするか考え、選んで頂きたいということです。
私は患者様に複数の治療法を提案する、言わばソムリエのような役割でありたいと願っています。 自分で治療法を選択するとプラシーボ効果が出てくるので、不思議と効果が上がるものです。
そうなってくると患者様のリハビリの意識も変わってきますよね。」

開院から8年を経て、大川整形外科の取り組みは周囲の医療機関にも浸透してきました。

「最近では、病院から手術後1~2週間で退院した患者様のリハビリのご紹介を受けることが多くなりました。
つまり当院で術後のリハビリを始めるのですが、これはクリニックでも術後のリハビリができるという信用を頂いたということになります。」

大川院長の理想とする医療はまだ緒についたばかり、今後もますます地域医療に貢献していきたいと熱く語ってくれました。

(取材・編集:リハビリネット編集部)

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先生の紹介

大川 徹 氏

大川 徹 氏

<医療法人社団 蒼明会 大川整形外科
院長>

医学博士

平成3年、東京医科大学卒業。同年東京医科大学整形外科教室入局。一般整形外科の診療、検査、治療、手術を研修の後、脊椎脊髄病、スポーツ整形を専門とする。平成16年4月、大川整形外科開設。

<資格>

日本体育協会公認スポーツドクター
日本医師会認定健康スポーツ医
日本整形外科学会認定専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本医師会認定産業医
介護支援専門員

<所属学会>

日本整形外科学会
日本整形外科スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会

クリニックの紹介
医療法人社団 蒼明会 大川整形外科

医療法人社団 蒼明会 大川整形外科

〒177-0053
東京都練馬区関町南1-9-50
上石神井クリニックファーム内1階
tel:03-3929-2212
http://www.ookawa-seikei.com/

<特徴>
2004年に開院した大川整形外科は、リハビリに対するユニークな取り組みが好評で、地元東京以外にも、近県から多くの患者様が来院してきます。