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第15回 電気刺激や磁気刺激など最新のリハビリテーションを提供

リハビリテーションの現場から
~東海大学医学部専門診療学系 リハビリテーション科学
(神奈川県伊勢原市)~

東海大学医学部・
リハビリテーション科
教授 正門由久 先生
電気刺激療法にも取り組む

先生写真

 同科で取り組んでいる具体的な最新の治療法の中でも、効果が見られるものとして挙げられたのが電気刺激装置「IVES(アイビス)」です。
 「IVES」とは、治療対象部位の筋活動電位に比例した電気刺激をリアルタイムにフィードバック(出力)させて、対象の筋肉を動かすようにする『随意運動介助型電気刺激装置』のことです。

 実際、この「IVES」と筋肉の緊張を和らげるボツリヌス療法を組み合わせたリハビリテーションによって、8年前に脳の病気によって右側の麻痺が一生治らないと言われた40代の女性が、それまで不自由だった手が開くようになり、また仕事にも復帰したという症例も見られたそうです。また、脳梗塞によって30年も麻痺していた手が動くようになった患者さんもいらっしゃるとのことでした。

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先生の紹介

正門 由久 氏

正門 由久 氏

東海大学医学部・
リハビリテーション科
教授

リハビリテーション医学会専門医、指導医、認定臨床医
日本臨床神経生理学会認定医(神経伝導・筋電図、脳波)
米国神経筋電気診断医学会(専門医、正会員)

<専門>

リハビリテーション医学、臨床神経生理学

<経歴>

慶應義塾大学医学部 昭和57年卒

<学会役職など>

日本リハビリテーション医学会(理事・代議員)
日本臨床神経生理学会(理事・代議員)、 執行委員会、筋・末梢神経電気診断技術向上委員会、 教育委員会(委員長)、試験認定委員会、編集委員会
第47回日本臨床神経生理学会学術大会会長(2019年、横浜)
日本脳卒中学会(編集委員会)
日本高次脳機能障害学会(評議員)
日本義肢装具学会(評議員)
日本末梢神経学会(評議員)
日本ボツリヌス治療学会(理事)など
リハビリテーション科の紹介

東海大学医学部・リハビリテーション科

〒259-1143
神奈川県伊勢原市下糟屋143
tel:0463-93-1121(代)
http://reha.med.u-tokai.ac.jp/index.html

<特徴>
現在、日本で最も新しい昭和49年にできた東海大学医学部は、在学中はもちろん、卒後教育にも力を注いでいることで知られています。昭和61年に設立されたリハビリテーション科は、さらに新しい科で、同年から整形外科・神経内科・循環器内科を含む複数科のローテーションを行う初期臨床研修を始めるなど、自由でフランクにものが言える雰囲気の科だそうです。