知っておきたい!対処方法~腰部脊柱管狭窄症編~

腰部脊柱管狭窄症の症状

腰痛は様々な原因で起こりますが、腰痛に付随した症状として、臀部や脚に疼痛やしびれが生じることがあります。

変形性膝関節症編

(4)間欠跛行とは

歩行について

歩行は可能なのですが、ある距離、例えば100mほどの歩行で、両下肢にシビレと下肢痛が出現し、歩行できなくなります。
腰を下ろして、つまり腰を前屈位でしばらく休憩するとまた歩行が可能になります。
それを繰り返す歩行症状を間欠跛行と呼びます。
歩行中の症状もやはり腰椎の背屈で増悪し、やや前屈位で歩行すると出にくいのが特徴です。
したがって、自転車こぎが間欠的にできなくなるということはありません。

腰部脊柱管狭窄症編 ― 腰部脊柱管狭窄症の症状 ―

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監修

石橋 徹 氏

石橋 徹 氏

<医学博士>
日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医

<略歴>
・九州大学医学部(1988年卒業)
・九州大学整形外科入局
・九州大学大学院外科系研究科博士課程修了(医学博士)
・米国マサチューセッツ工科大学(生化学部門(制がん剤の研究)および物理学部門(マテリアルサイエンス)博士研究員 )
・国立病院九州医療センター リウマチ科勤務(関節リウマチの薬物治療、高度破壊関節の再建手術を担当)
・生物分子工学研究所主席研究員
などを経て
原土井病院整形外科部長(2009年より)