知っておきたい!対処方法~関節リウマチ編~

リウマチにかかった時の注意点

関節に炎症が続いて徐々に破壊が進み、やがて機能障害を起こしてしまうのが「関節リウマチ」です。

関節リウマチ編

(1)日常生活の見直しを

よい睡眠を

リウマチになった場合に、症状を悪化させないように注意すべき点がいくつかあります。
その代表的なものの1つが睡眠時間です。できるだけ夜更かしは避けて、十分な睡眠をとるように心がけましょう。夜間の十分な睡眠だけでなく、日中でも寝たりないなと感じた場合は、決まった時間に昼寝するような習慣を身につけることも効果的です。

また、なるべくストレスをためないようにしてください。できるだけ心を落ち着けて過ごすようにしましょう。

さらに喫煙は止めましょう。関節リウマチの発病との関連性が指摘されていることに加え、関節リウマチの関節外症状である間質性肺炎を悪化させる可能性があります。また、一部の治療薬の副作用でもある間質性肺炎をおこしやすくするので、効果が期待できる治療薬が使いにくくなるからです。

その他、身体を動かす時にも、できるだけ関節に負担がかからないように気をつけましょう。例えば、重たいものを持たないとか、長時間立たないようにするとか、とにかく自分で勝手に判断せず、医師の指示に従うようにしましょう。

日常生活のちょっとした動作にも注意を払ってください。例えば、うつむいて本を読んだりすると、首や肩の痛みが生じる可能性があります。ですから、同じ姿勢を保つのは、せいぜい20分程度にしましょう。

さらに、家事でも、キッチンに膝や股関節に負担をかけない座面の高いイスを置くとか、荷物を運びやすいワゴンなどを使うとか、少しの工夫をするだけでも関節にかかる負担を軽くすることができます。買い物に行く時なども、手押し車などを持っていき、荷物は、それに乗せて運ぶなど日常生活を見直して、関節にかかる負担を和らげることを意識して行動することが大切です。

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監修者の紹介

福井智一氏

福井智一氏

医療法人医誠会
医誠会病院
整形外科 部長

昭和51年大阪生まれ
兵庫医科大学卒業

兵庫医科大学大学院を卒業後、兵庫医科大学整形外科学教室や北海道我汝会えにわ病院などを経て2012年4月から現職。
専門は股関節を中心とした関節外科