手術後のリハビリテーションですが、患者さま、それぞれの年齢や体力などによって回復の時期は、実際には前後します。ですから、あくまでおおよそのものですが、前十字靱帯の
再建術のスケジュールは次のようになります。
入院は手術の前日にすることが多く、リハビリテーションは手術後2日目から始められますが、最初は基本的に痛みのない範囲で行われます。
通常は
理学療法士や作業療法士などリハビリテーションの専門家がいますので、リハビリテーションはそうしたプロの指導の下で進められます。
通常2~4週前後で装具下に歩行ができるようになります。
いわゆる
日常生活レベルの歩行が可能となります。ここまで来ると退院も可能です。
その後、術後1ヶ月で
自転車エルゴメーターができるようになり、術後3ヶ月以降でには軽い
ジョギングもできるようになります。その後、ダッシュ、ジャンプなどの練習をしていき、
スポーツ復帰時期は段階的に全てをクリアされた場合、約半年で復帰が可能となります。
一般的には8ヶ月ほどかかります。