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大腿骨粗線部、大転子外側骨折手術で膝が曲がらない

大腿骨粗線部、大転子外側骨折で手術して大腿骨の中にボルトなどを入れ太ももの外側40針程縫う手術をした後、術後すぐリハビリしているのですが膝が80度しかまだ曲がりません!もう1ヶ月ぐらいたつのですがこれが普通なんですか?心配で仕方がありません!

質問者:kunihalu さん 30代 男性 2013/09/25 11:37 【カテゴリー:骨折

1件の回答があります。
回答者

山崎敦

理学療法士

回復するまでの目安はありますが、受傷時の状況や固定期間、手術の方法によって症状は様々であるとお考えください。
膝が曲がらなくなる原因は大きく2つ考えられます。

1つ目は末梢組織の循環不全で細胞へ酸素供給が低下すると、筋を緩めるカルシウムポンプの機能低下が起こります。
こうなると筋肉は収縮状態となりますので太ももの筋肉がこのような状態となると膝が曲がらなくなります。

2つ目は疼痛刺激に対する防御収縮です。
本来、人間には痛みに対する逃避反射があります。
例えば熱いものを触ると考えずに手を引っ込める反応ですが、膝を曲げると痛みが出る。
これが習慣となれば膝を曲げられないように太ももの筋肉が収縮をしてしまい、膝が曲がらない状態になります。
さらにこの状態が進むと二次的に結合組織の柔軟性が低下します。

今はリハビリを頑張っているようなので最悪の事態は免れていると思いますが、不安であれば今後の見通しを主治医の先生に相談するのがよろしいかと思います。

回答日時:2013/10/07 16:52

山崎敦 理学療法士 医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部

医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部に在籍しています。

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