予後予測は病状を統計的にみての推測となります。まれにそれ以上の回復を見せる方がいますが、まずこの通りであると考えてください。

身体の機能回復は約6ヶ月まで回復を示し、その後は定常状態に達するとされています。
よって6ヶ月にどれだけ回復できるかが重要となります。

しかし陥りやすい問題点が身体機能の向上に依存してしまい、日常生活が自立できなくなってしまうことです。例えば右手が動けるようにならないとボタンがかけられない！ではなく、残された能力・道具を上手く使うことで自分で着替えるという動作が自立できるようになります。

また大きくとらえて、社会保障制度を上手く利用することで自分のしたい事をみつけるということです。身体機能が回復してくれるのが一番かもしれませんが、いろんな手段を使って、「自分で出来ることを見つける」視点を持つことも大切なことだと考えます。

回答日時：2013/01/09 14:58