リハビリでは、「利き手交換」と言われています。もし、「利き手交換」をするとなっても年齢は関係なく、大丈夫です。

一概に「利き手交換」と言っても、様々なリハビリの考え方、やり方があります。
生活の中で使われている「手」は、指先だけではなく、また肘から指先だけでもありません。身体全体を使って「手」を生活に使っています。
となると、けがをした右手にも、「残存能力」と言って、残っている能力があると思います。
リハビリにおいては、その残存能力を使用（強化・維持）しながら、利き手交換練習を行うことがあります。

例えばですが…食事の際、箸は使えなくても、スプーン・フォークであれば右手で食べられるなら、右手で食べやすいように練習する等も行います。けがをした、橈骨以外の右肩・肘など、残存機能を活かした生活をする必要があるからです。

担当医の先生と、どこまで、右手を使用して生活でき、どこまで利き手交換で対応し生活するのか、相談してみてください。

回答日時：2012/05/23 22:22