知っておきたい!対処方法
~膝の手術後のリハビリテーション~

高位脛骨骨切り術とは

O脚を原因とする膝の変形を改善する手術

膝の手術後のリハビリテーション編

(1)O脚を主原因とする膝の痛み

O脚の図
0脚になると、重力は垂直方向にかかりますから、どうしても膝への負担が内側になりがちです。しかもO脚は自然には治りませんから、年を重ねるごとに内側への負担は、どんどん増えていきます。その結果、関節軟骨が部分的にすり減ってしまい、最終的には、骨同士がこすれ合うようになるため、痛みが発生するようになります。

そして、その状態を放置していると、軟骨は再生しませんから、痛みは増すばかりです。さらに生体には防御反応があることから、骨は必要以上に硬くなることも少なくあり、そのため、ますます痛みが増す場合があります。そして、関節軟骨が完全に無くなってしまうと、関節を曲げることすらできなくなってしまいます。

ちなみにX脚の場合は、O脚の場合とは反対に膝の外側に負担がかかる状態です。ですから、力のかかる方向は違いますが、そのまま放置していると、O脚とは反対側の外側の関節軟骨がすり減って行き、やがて、場所は異なりますがO脚の場合と同じように骨同士はこすれ合う状態になってしまい、同じようにひざが痛むようになります。

>>次のページ 「O脚を直すための手術が『高位脛骨骨切り術』」

膝の手術後のリハビリテーション編
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監修

中山 寛 氏

中山 寛 氏

兵庫医科大学  整形外科 助教

昭和52年生まれ

医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本体育協会認定スポーツ医、専門はスポーツ整形外科、下肢関節鏡手術(股関節、膝関節、足関節)。