知っておきたい!対処方法~腰部脊柱管狭窄症編~

治療・リハビリテーション

腰痛は様々な原因で起こりますが、腰痛に付随した症状として、臀部や脚に疼痛やしびれが生じることがあります。

変形性膝関節症編

(1-1)手術療法

手術療法

腰部脊柱管狭窄症の根治療法は、手術になります。
脊柱管の神経根の圧迫を取り除く治療です。

主に後方要素である椎弓を部分的あるいは広範囲に切除することによって、脊柱管を除圧します。
椎間にすべり症などの不安定性が顕著な場合には、椎間の固定術が必要になることもあります。
手術によって、立位での疼痛や間欠跛行は著明に改善することが期待できますが、しびれ感などは残ることがあります。
手術方法は、年齢や不安定性、神経根の状態などによって慎重に検討されることになります。

(1-2)薬物療法

薬物療法

主に血管拡張作用のあるクスリを投与します。
内服薬にはプロスタグランディンE1(リマプロスト)があります。
プロスタグランディン製剤には点滴薬もあります。
両者ともある程度は絞扼部位の血流改善を期待できますが、症状軽減は限定的なことが多く、また投薬期間中に限られることが多いようです。

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腰部脊柱管狭窄症編 ― 腰部脊柱管狭窄症の治療・リハビリテーション ―

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監修

石橋 徹 氏

石橋 徹 氏

<医学博士>
日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医

<略歴>
・九州大学医学部(1988年卒業)
・九州大学整形外科入局
・九州大学大学院外科系研究科博士課程修了(医学博士)
・米国マサチューセッツ工科大学(生化学部門(制がん剤の研究)および物理学部門(マテリアルサイエンス)博士研究員 )
・国立病院九州医療センター リウマチ科勤務(関節リウマチの薬物治療、高度破壊関節の再建手術を担当)
・生物分子工学研究所主席研究員
などを経て
原土井病院整形外科部長(2009年より)