知っておきたい!対処方法~呼吸器のリハビリテーション編~

呼吸器系のリハビリテーションの注意点

「呼吸器系疾患」は、その名の通り、対象となる部位が多いため、
多様な症状が見られるのが特徴になっています。

呼吸器のリハビリテーション編

(1)普段から息切れが起こらないように工夫することが大切

手術療法

呼吸器系の疾患になった場合、普段の生活を送っていても、歩いたり、階段を上ったりという動作で息切れが起こりますが、場合によっては、着替えや入浴といった日常生活の中で行う動作をするだけでも息切れを感じることがあります。
息切れの生じやすい動作の主なものには、おなかに力が入るために息がしにくくなる『前かがみの姿勢』で行う動作をはじめ、無意識に息をこらえる洗顔や食事、そして意外に思われるかもしれませんが排便動作などが挙げられます。
その他、腕を上げて行う洗髪や腕を反復的に動かす歯磨き、そうじきかけ、ふりかぶって服を着る動作などでも息切れが起こることがあります。

こうした日常生活動作で起こる息切れや呼吸困難を抑えるためには、どのような動作をすれば息切れが生じるかを知っておくことが重用です。
そのため呼吸器系のリハビリテーションでは、日常生活における注意点も指導します。
具体液には、次のような内容になります。

•呼吸のタイミングに合わせてゆっくりと動くようにする
•次の動作に行く前に少し休みを入れる
•できるだけ無駄な動作はしないように、動き方を工夫する
•無理な姿勢をとらないですむように、椅子などの道具の使用や環境の整備をするなど

もちろん、同じ症状であっても病気の進行度など個人差がありますから、どのような点を注意するべきか、必ず専門の医師や理学療法士などに相談することを忘れないでください。

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監修

圓尾 圭史 氏

圓尾 圭史 氏

<整形外科医>
兵庫医科大学
整形外科 助教

<略歴>
・兵庫医大卒業  同大学整形外科入局
・兵庫医科大学 大学院卒業(2006年卒業)
・宝塚市立病院
・兵庫医科大学助教
・サンフランシスコカリフォルニア大学(UCSF)
クリニカルリサーチフェロー
・兵庫医科大学助教