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前十字靱帯損傷手術について

千葉県在住の60歳の男性です。整形外科でMRI撮影後の診察で左膝の前十字靱帯損傷(断裂)及び半月板、軟骨の一部損傷(外側の一部がなし)と診断されました。手術を考えていますが、担当医(初回の診察)からは高齢でかつ軟骨も損傷していることからあまり大きな効果は期待できない旨言われました。損傷の状況及び希望等は以下の通りですが、手術をすべきかあるいはしなくても大丈夫かご指導をお願いします。医師の話では、今回突然断裂したのではなく、過去の損傷から続いた結果であろうとのことでした。
1 損傷の経緯等
約10年前にテニスプレー中に痛め半月板の手術(表面処理)受け
。半年後からサポーターをしながらテニスを続け、2週間前に強い痛みが出たため受診。なお、半年前に右ひざに痛みがありX線では若干の変形が見られるとのこと(靱帯は大丈夫)
2 テニスの状況
約20年前から土日を中心にプレー。あまりハードな練習はしていませんが、今後もプレーを希望
3 具体的な質問 
・年齢、状況等から手術の効果はどの程度期待可能か?
・テニスを今後続けるとしたらどんな対応がよいか?
・今は歩行時に膝崩れがたまにありますが、手術をすれば回復が可能か?

なかなか十分に表現できませんが、よろしくアドバイスをお願いします。

質問者:uzu1021 さん 60代 男性 2013/02/09 15:29 【カテゴリー:手・足

1件の回答があります。
回答者

山崎敦

理学療法士

・年齢、状況等から手術の効果はどの程度期待可能か?

 前十字靱帯の手術適応は一般的に若年層で社会人スポーツなどを実践している方がほとんどです。
中高年(50歳程度)でリハビリに専念できる方もいますが効果には個人差が生じます。

 シンプルな前十字靱帯の手術の適応でこの現状なので、なかなか高齢により筋力がつきにくい、
軟骨の変形が生じるなど要因が更に増えますと担当医のおっしゃられたことが妥当であると思います。

・テニスを今後続けるとしたらどんな対応がよいか?
以下の3点が必要と思われますが、必ず担当医に相談して実施して下さい。

① 痛みがあるときは無理しないで休む

② フォームをチェックする
膝に負担がかかる動作は過度に膝を曲げる事です。(つま先より膝が前に出ないこと)
今までのフォームを見直し前後左右へのステップで負担になっていないか確認して下さい。

③ 筋力訓練(特に太ももの筋肉)を継続的にゆっくりとスクワット。つま先より膝が前にでない程度で行う事。

④ 運動時には専用のサポータを使用する事。


・今は歩行時に膝崩れがたまにありますが、手術をすれば回復が可能か?
膝の痛みが治まり筋力トレーニングを実施すれば安定することがありますので
しばらく様子を見ても良いと私的には思います。

回答日時:2013/02/21 10:47

山崎敦 理学療法士 医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部

医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部に在籍しています。

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