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全膝関節置換術後のリハビリについて

62歳女性です。
変形性膝関節症(両足とも)で過去5,6年ほど鎮痛剤等で我慢していましたが、0脚等が進行して歩行に障害が出始めたので全膝関節置換術を両足受けました。術後12日で退院し現在術後50日です。術前は伸ばしても15度(まっすぐにはならない)屈曲で100度ぐらいでした。手術翌日から屈曲、伸長のリハビリをしています。現在でも毎日リハビリを続けていますが、可動範囲は術後1日目とあまり進展はありません。歩行に関しては支障はありません。そこで質問ですが
1.膝曲げの時叫ぶほど力を入れて曲げるのでしょうか。痛み(膝関節の周囲とふくらはぎ)を我慢して曲げるほどいいのでしょうか。(リハビリ中は熱を持ってきます。)
2.接骨院でのリハビリの併用、(電気治療等)は効果があるのでしょうか。(通える距離にリハビリ施設がないので)
3.どのようなリハビリの方法がいいのか可能であれば教えてもらえないでしょうか。(リハビリ開始前は温め、終了時は冷やしています)
4.可動範囲にはおのずと限界があるのでしょうか。(5,6年間100度以上曲げてないので筋肉が退化している?とかで2度と元(155度ぐらい)には戻らないのでしょうか。
  

質問者:mametan さん 60代 女性 2016/09/16 18:25 【カテゴリー:手・足

1件の回答があります。
回答者

伊藤淳

医師

1.通常、膝の屈曲に苦痛は伴いません。
2.電気治療はおこなってはいけません。
3.一般的に、リハ開始前には温めることが多いです。ただし、リハビリ後に冷やす必要があるかは、ひざの状態によります。術後の期間にもよりますが、膝の屈伸にはCPMという機械を使って行くことが多いです。
4.術後の膝の曲がりは、術前の膝の曲がりと関連があるとされています。術前の膝の屈曲が100°程度であれば、術後155°の屈曲を得るのは期待できません。

回答日時:2016/09/23 10:49

伊藤淳 医師 相模大野駅前タワー整形外科・リウマチ科

役職:院長
痛みは患者様が一番辛いこと。当院では、痛みを取るために速やかな診断を行います。また「疾患を診る以上に患者様の暮らしを見る」ことを心がけています。
地域の一員として暮らしの中に根ざした治療を目指しています。

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