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両下肢腓骨神経麻痺への訓練

現在2年目のPTです。

内科OPE後三カ月間挿管呼吸器管理下、終日臥床状態であり、全身筋力低下、特に両下肢の腓骨神経麻痺があります。
体幹、下肢筋の著しい低下。体幹は背臥位で頭部挙上程度、股関節屈筋MMT2、膝屈伸2、足関節背屈MMT左2、右わずかに収縮が見られる程度です。足底屈は2.

上肢筋力は保たれており、寝返りはベッド柵を利用しなんとか可能。起き上がり、立ち上がりは全介助レベルです。端座位は見守りです。

体幹、下肢筋(下腿以外)の筋力は少しずつ向上しております。
しかし下腿に関しては介入一ヶ月半たち、なかなか向上してくる気配がありません。長期臥床による腓骨神経麻痺が強いものと考えられますが、今後どのように下腿にアプローチしていこうか悩んでいます。


ティルトテーブルにて、下腿に収縮を促す、電気刺激療法などを、背屈筋に対して当てるなどを今後してみようと思うのですが、いかがでしょうか?

ほかのアプローチなどご教授いただけると幸いです。よろしくお願いします。

質問者:ryotin さん 30代 男性 2014/04/01 22:24 【カテゴリー:寝たきり

1件の回答があります。
回答者

山崎敦

理学療法士

この患者さんの予後はどんな感じでしょう?ゴールはどこまででしょうか?
それによっては今集中してアプローチをするところが違ってくると思います。

私個人的な意見ではゴールが歩行困難であれば、二次的な関節拘縮が起こらないようSHB装具を着用させ、神経の自然回復を待ちその間もっと全身的な機能とADL向上へのアプローチをすることが大切かと思います。

歩行がゴールであるならば、今の段階であれば先生の考えられた治療法はとてもよろしいかと思います。しかし自然回復で3か月待っても変化がない場合は予後も悪いと思いますので、やはりSHB装具が必要かと思います。

これはあくまで私個人的な意見なので、いろんな先輩方の意見も参考にして考えてくださるとよろしいかと思います。

回答日時:2014/05/02 22:47

山崎敦 理学療法士 医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部

医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部に在籍しています。

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