鞆 浩康先生
７３歳の男性です。
私は８年以上前に左膝半月板損傷をわずらい最初の１年はすごく痛かったのですが、リハビリで徐々に痛みは軽減しました。しかし、その後も軽い痛みはありましたが治療やリハビリはしませんでした。
その後、５年位して膝が酷く痛むようになり、いくつもの病院でＭＲＩなどの検査をしました。結果はどこも半月板も軽傷だし、軟骨もちゃんと残っているので心配ないのでリハビリとヒアルロン酸の注射を続けたらどうですかと言われました。しかし、痛みは全然変わらないので、今回関節鏡の検査をうけました。
結果は半月板はそれほど悪くないので切除はしませんでした。しかし、滑膜の炎症している部位は切除しました。ところが、左膝関節の内側の奥の部分で軟骨がざっくり抜け落ちているとのことでした。
執刀医の話では、今後、膝の痛みはとれないかもしれないし、急速に悪化する可能性もあるとのことです。その時は人工関節しかないとのことです。
また、ＭＲＩでは奥の軟骨は分かりにくいとのことです。
手術して２ケ月半になりますが、手術前より膝の内側の痛みが増しています。
私の考えとしては、既に３年に亘り、リハビリやヒアルロン酸を続けていますので、今後、同じことをしても大した改善は期待できないと思います。
主治医は人工関節は今はまだもったいないので様子をみましょうとのことです。
たしかにそうかと思いますが、私の悩みは、私の年を考えると不安になります。というのは、どうせ人工関節しかないのならまだ元気な今のうちに手術して、残された人生を痛みから解放されて有意義に使ったほうがいいかなと思ってしまいます。たとえば、仮に、人工関節にする年があと何年も経つと私自身に手術する体力気力が衰えてしまうという心配もあります。
まあ、しかし、半年１年は様子をみようと思います。
先生のアドバイスをお願いします。
もうひとつ、質問ですが、医学の進歩で３Ｄナビゲーションシステムとか単顆置換術など散見されますが、先生のお考えをお聞かせください。
よろしくお願い申し上げます。

質問者：masakayo23 さん 70代 男性 2016/01/26 14:46 【カテゴリー：手・足】