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前十字靭帯断裂のリハビリ

2ヶ月半前に、軽トラックに左膝を轢かれ、大腿骨外側顆を骨折し、前十字靭帯を断裂(半分つながっていて、半分がササクレ状態)と診断されました。MRIも撮っています。今は、骨折部分は治りましたが、前十字靭帯はまだです。事故をインドネシアでやっており、こちらには再建手術ができそうな医者が1人しかおらず、心配なのもあり、保存治療で行こうかと思っています。今も松葉杖を使っています。膝はやっと真っ直ぐに伸ばせるようになり、30度位までは曲がるようになりました。腫れもほとんどひいています。以前は、膝を曲げる時に、カクンという大きな音がしたこともありましたが、今は、そこまで大きな音が鳴ることはなくなりました。ただまだカクッという小さい音は鳴ります。この状態で、普通歩行、水中歩行、自転車などのリハビリを始めても良いのでしょうか? インドネシアでは医療レベルが低く、リハビリ専門医もあまりいないようなので、相談する所がありません。リハビリをすることで悪化するのかしないのか、もう少し様子を見た方が良いのか、教えて頂けると助かります。よろしくお願いいたします。

質問者:taka さん 40代 男性 2015/12/11 17:59 【カテゴリー:手・足

1件の回答があります。
回答者

伊藤淳

医師

外顆骨折と前十字靭帯断裂とのことです。半月板損傷について触れられていません。
外顆骨折については、2か月半が経過しているとのことで骨は大方ついていると考えてよいと思います。
次に問題となるのは膝の曲がりです。前十字靭帯損傷が手術必要かどうかは現在のところ不明ですが、少なくとも現在の膝の曲がりの状態で前十字靭帯の手術をすることは通常ありません。まず膝の曲がりを良くしなくてはいけません。目標として、最低110くらいの曲がりを得る必要があります。リハビリテーションを行っていない場合には速やかに開始する必要があります。
曲がりが改善しない場合には麻酔下で、徒手授動術または観血的授動術(曲がりをよくする手術)を行う必要があるかもしれません。骨折した膝の表面がでこぼこのため曲がりが出ない場合は、人工膝関節全置換術を行う場合も稀ながらあります。

回答日時:2015/12/15 12:36

伊藤淳 医師 相模大野駅前タワー整形外科・リウマチ科

役職:院長
痛みは患者様が一番辛いこと。当院では、痛みを取るために速やかな診断を行います。また「疾患を診る以上に患者様の暮らしを見る」ことを心がけています。
地域の一員として暮らしの中に根ざした治療を目指しています。


質問者

半月板は外側部分を損傷していると言われました。今、120度まで曲がります。ただそれ以上曲げるとかなり痛いです。また右膝と比べてまだ完全に真っ直ぐに伸ばせません。膝の形も右膝と比べてのっぺりしています。

コメント日時:2015/12/22 12:17

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