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関節不安定症の対策

33歳女性です。
体は柔らかく、関節可動域も広いです。標準体重、スポーツは好きですが筋力は弱めです。
子供のころから肩関節、肘関節は特に柔らかく、肩は両手を繋いだまま前後に通せます。一度関節がぐりっとなる感じです。肘は反張肘で肘同士をくっつけて手首の間が5㎝程開きます。
最近、電車の吊革に掴まると肩が抜ける癖がついてしまいました。随意性亜脱臼(色々なサイトで調べました)かと思うのですが、全く痛みもなく力を入れれば元に戻せます。同じく吊革に掴まると手首もカコンと伸びて抜けそうな感覚になります。こちらも痛みはなく力を入れるとはまります。現時点では痛みもなく病院にかかるほどではないのですが、毎度このような状態で鬱陶しいのとゆくゆくのことを考えると軟骨のすり減りが心配です。抜けないような治療はあるのでしょうか?筋力強化しかないとすればどのようなトレーニングが有効でしょうか?

他にも自分の体の特徴として、関節の抜けるような感覚は背骨、腰、足首の関節もあります。鉄棒にぶら下がると力の入れ具合で関節に空間を作れます。(足首はスケート靴のような重い靴を履いてスピンしたときに感じます。)鉄棒にぶら下がって力を抜くのは気持ちいいのですが、最近は肩や手首、肘までもが抜けそうな感覚になるためあまりできません。そもそもこの関節を広げるような動作はしない方がよいのでしょうか?整骨院の牽引と同じようなものかと考えていますが、靭帯や関節に負担がかかるのか知りたいです。

長文失礼しました。
よろしくお願いいたします。

質問者:masami さん 30代 女性 2015/12/04 11:38 【カテゴリー:手・足

1件の回答があります。
回答者

鞆浩康

医師

意図的に関節を外すのは関節に負担がかかるので良くありません。
筋肉を硬くする事により脱臼を防ぐという考えも良くないと考えます。
関節の可動域が広いという事は、それだけ筋肉にも柔軟性が必要です。
筋肉をつけて固めるイメージではなく、筋肉を柔らかくして可動域が広くなった時も
筋肉がしっかりと伸びて、関節の動きについていけるようにするのが良いです。
ただ、本来の可動域を超えて動かす癖をつけるのは良くないです。
例えば、膝はまっすぐにした時に他の人よりも伸びたところで止まると思います。
そこで、固定をして立つ癖をつけると関節に負担がかかります。真っ直ぐな状態までにしないといけません。
関節が柔らかい事はスポーツをする上でもパフォーマンスが良いです。ただ逆に痛めやすいです。
御自分の優れた特徴と捉えて、しっかりと筋肉を柔らかく強くするように心がけて下さい。

回答日時:2015/12/14 11:36

鞆浩康 医師 医療法人 友広会 整形外科ひろクリニック

スポーツ分野が得意です。ジュニアからトップアスリートまで対応できます。

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「ひろクリニック」では、休息、栄養、運動、手技、地域医療を通じ、互いの力を合わせて真の健康を追求したい理学療法士を募集しています。
色々な手技療法も学べます。やる気のある方、興味がある方は是非こちらに連絡下さい。
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<編集部より>
先生を取材した記事を掲載しております。
http://www.rehabili.net/disease/rehabilitation47.php


質問者

ご回答ありがとうございます。
膝はちょうどACL再建したところで健側は反張膝、患側は0度です。左右差がもどかしく健側に近付ける努力をしていましたが痛みの無い所が関節には負担の少ない姿勢と理解しました。

コメント日時:2015/12/15 09:59

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