変形性膝関節症の原因で運動不足、体重増加もありますが、運動のし過ぎでも発生します。
膝をしっかりと使う競技のアスリートでは40歳どころか、20歳代でも変形性膝関節症になっている人もいます。
年齢も変形性膝関節症になる要素ですが、膝の使い方によって大きく変わります。
今回は初期の変形性膝関節症と診断され、エアロビクスが出来ないのではと意気消沈しているようですが、それはどう考えるかだと思います。
私のクリニックではスポーツをしている方が多いので、同じような方は沢山居ます。
膝の変形性を進行させないという事が最も大事であれば、ジャンプなど膝に負担をかかる競技は控えた方が良いと説明しています。
ただ、クリニックに通院している同様の方は、全員運動が好きな方です。その為、出来るだけ変形が進まないように膝の使い方を工夫して運動を続けています。結局はその後の御自身の人生をどうしたいかだと思います。
運動をせずに筋力が低下し、体重が増加しても変形性膝関節症は起こります。適度な運動は必ず必要です。
エアロビクスが好きなのであれば、最悪の事態も頭に入れながら、続ける事も出来ると思います。
一度しっかりとスポーツドクターに相談して、リスクと相談しながらどうしたいかを選択してはいかがでしょうか？
悲観的になる必要はないと思います。人生楽しんで下さい。

回答日時：2015/07/29 13:57