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変形性膝関節症で1年前から理学療法を受けています。

40歳ころソフトボールの練習中右ひざの中のほうが突然痛くなり、当時は捻挫と診断されました。その後ソフトボールを辞めれば痛みが消えるはずと言われ辞めました。寒い時期とか長距離を歩いたりすれば、膝は痛みましたが、冷やさないようにすれば痛みは軽くなっておりました。
それから25年間冬の時期は、膝に痛みを感じてました。
今から4年前の冬 ふくらはぎに経験のない痛みが襲ってきたので、ポケットカイロで温めていたら10日ほどで強烈な痛みが消えました。
翌年の冬、強烈な痛みが太ももの後ろからふくらはぎにかけて、膝も曲げられなくて歩くのも困難でした。当時は右脚が冷たくなって温めても痛みが引かず、鍼灸を4回受けて少し痛みが引きましたが、整形外科を勧められ、受診しました。
それから半年、整形外科ではヒアルロン酸注射を週1回受けに通いました。その後フラダンスの練習に参加しておりましたところ、回転と同時に右ひざに激痛がきました。数秒で収まりましたが、フラダンスで回転すれば痛みが来て立ち止まるようになるので、整形外科を受診した時症状を話して、レントゲンを撮りましたが、骨には異常がないけれど・・・詳しく知りたいのであればMRIという話になり、メディカルクリニックにMRIを撮りに行きました。結果両膝半月板損傷と判明。それで半月板の治療法を相談するため市立病院を紹介されて行きました。市立病院では、半月板の手術でなく膝の人工関節手術をいつがよろしいですか?といきなり言われ、まだ手術の覚悟ができておりませんでしたので、今回はもう少し考えさせてください。と言って帰ってきました。整形外科の担当医に説明しましたところ、お断りしていいです。手術は最後の手段です。
それからリハビリを受けて運動療法になりました。リハビリを1年半週一回通っておりますが、どのような状態になれば、手術に踏み切ればいいのかわかりません。
現在、1日1錠の鎮痛剤服用しながら、週1時間のフラダンスも続けております。カーブスという女性専科のストレッチジムにも通っております。正座は1秒ほどで長くできません。リハビリでできないことは、右片足スクワットです。できれば、温存療法で頑張りたいのですが、手術は何を目安に決めればよろしいのでしょうか?

質問者:hura さん 70代 女性 2014/08/24 23:55 【カテゴリー:その他

1件の回答があります。
回答者

鞆浩康

医師

手術は基本的には痛みとの兼ね合いです。
痛みを我慢するよりも、手術をして楽になりたいと患者様が思うかどうかが一番大事です。

変形の度合いがかなりひどく、痛みが強くても、本人が手術をしたくなければしません。
逆に変形の度合いが軽くても、痛みが強く患者様の希望があれば手術をします。
人工膝関節専門の先生は手術を積極的に勧める先生が多い事は頭に入れておいた方が良いです。
人工関節の手術をしても膝の痛み全てが手術により取れる訳ではありません。術前に痛みの原因が本当に関節から来るものか?
周囲の筋肉から来るものか、アライメントの異常によるものか、などを見極める事が必要と考えます。
ただ、仰っているように、レントゲンでは異常がなく、MRIにてようやく分かる程度の変形であれば、人工関節の手術が必要とはとても思えないです。
MRIにて変形が明らかではなく、半月板の損傷や滑膜炎が痛みの原因であれば、関節鏡にて、滑膜切除や半月板部分切除をすることも可能と思います。
また、ふくらはぎに激痛が走ったとの事ですが、膝の関節の症状でない可能性が高いと思います。
診ていないので分からないですが、下肢後面【背中側】の筋緊張が高く、部分的に筋断裂を起こしたのではないでしょうか?
それであれば、ストレッチなどを行い、筋緊張を取る事が重要だと思います。
自分は診察していないので分かりませんが、腰部脊柱管狭窄症からの症状や、閉塞性動脈硬化症からくる痛みの可能性もあります。
現在通院されている先生に、一度、その可能性はないか聞いてみては如何でしょうか?
女性専用のストレッチジムは、膝に痛みがあるのであれば、自分はお勧めしません。膝に痛みがあるのであれば、個別にメニューを組んでもらうべきです。
長くなりましたが、手術の目安は痛みとの兼ね合いです。あと、膝に限らず、整形外科の手術に関しては、先生によって意見が分かれる事が多々あります。
他の先生数人にも手術がどうか、聞いてみては如何でしょうか?

回答日時:2014/08/27 17:44

鞆浩康 医師 医療法人 友広会 整形外科ひろクリニック

スポーツ分野が得意です。ジュニアからトップアスリートまで対応できます。

<理学療法士募集!>
「ひろクリニック」では、休息、栄養、運動、手技、地域医療を通じ、互いの力を合わせて真の健康を追求したい理学療法士を募集しています。
色々な手技療法も学べます。やる気のある方、興味がある方は是非こちらに連絡下さい。
http://www.ortho-g.co.jp/tomohirokai/hiroclinic/index.php/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1/

<編集部より>
先生を取材した記事を掲載しております。
http://www.rehabili.net/disease/rehabilitation47.php

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